ガーリーデザインのための3つの要素とは?作例つきで深掘り解説!

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こんにちは!アンドエイチエーのデザインチームです。

現在、アンドエイチエーのデザインチームではX(旧Twitter)アカウントを運用しており、昨年7月頃から現在までに「世界観別バナーデザインを作るための3つの要素」というテーマで30以上の投稿をしてきました。※多くの方にご覧いただいております。誠にありがとうございます!

そこで今回の記事では、特に好評だった『ガーリーなデザインを作る3つの要素』について、より詳しく深堀り解説していきます。

ガーリーなデザインを作る要素【配色編】

ガーリーなデザインを作る要素【配色編】についての説明

まずは色についてのポイントを解説します。

ネットで「ガーリー」の意味を調べてみると、「女の子らしい」「少女のような」などがヒットします。よって「ガーリー」なデザインとは、女性らしさの中でも上品な印象のある「フェミニン」よりも、少女のようなはつらつとしたかわいらしさをイメージすると良さそうです。
ターゲット層としても、大人の女性というよりは、10代や20代前半くらいが該当しやすいでしょう。

マカロンカラーやシャーベットカラーを意識

そこでイメージされるのは、マカロンやシャーベットのような、甘くて淡い、かわいらしい配色。彩度・明度は高めに意識してみましょう。

色相としては、「とにかくピンク!」と思いがちかもしれませんが、できれば補色関係に近い寒色系の色も取り入れてみることをおすすめします。そうすることで、コテコテに甘くなりすぎるのを中和してくれ、より今っぽく仕上がります◎

ガーリーなデザインを作る要素【あしらい編】

ガーリーなデザインを作る要素【あしらい編】についての説明

続いて、ガーリーなデザインを作るあしらいについて解説します。
あしらいを加えることで、華やかで楽しげな雰囲気が出て、デザインがぱっと目を引くようになります。

ハートやリボンなどのかわいらしいモチーフ

まずイメージされるのはハートやリボン、フリルなどのモチーフでしょう。このあたりは、タッチを揃えながらうまく取り入れてみましょう。手書きっぽい質感のものだと、少女の落書きのような感じも出てかわいらしさがアップします!

流体シェイプなどの抽象的なあしらい

またおすすめしたいのが、流体シェイプや幾何学模様のような抽象的なあしらいです。今っぽく仕上がるうえ、背景の要素として使うことでデザインが華やかになり目を引きやすくなります。

ガーリーなデザインを作る要素【タイポグラフィ編】

ガーリーなデザインを作る要素【タイポグラフィ編】についての説明

最後に解説するポイントはタイポグラフィ(文字加工)です。

キャンペーンのタイトルであったり、メインのコピーであったりなど、そのバナー内で最も目立たせたい文字要素には特に積極的に取り入れていきたいです。

具体的には、ぷっくりと立体的にしたり、細フチのシンプルな袋文字にしたりするのがおすすめです。モチーフと組み合わせたり、サイズや角度に動きをつけたりしても目を引くものになります。

また、タイトルなどの大きな要素でなくとも、オビを敷いたり、波ライン上に配置したりなど、おしゃれにかわいく見せる工夫はたくさんできそうです。

ガーリーなデザイン作例

作例1:キャンペーン詳細への誘導バナー

ガーリーなデザインのバナー作例1

立体感のあるタイトルロゴに、さりげなくハートのモチーフを取り入れてオリジナリティを出しました。

配色はピンク・グリーンの2色の濃淡で表現。特にピンク色の明るい色調にこだわり、それを引き立てるような少しくすみがかったグリーンにするよう意識しています。

また今回背景にチェック柄を採用しましたが、ガーリーなデザインには今回のようなギンガムチェック柄やドット柄、ストライプ柄などがおすすめです。

ちなみに、タイトルロゴのベースに用いたフォントは、今回初めて使ったのですが「にくまるフォント」というフォントです。「推し活 うちわ フォント」とかで検索して出会ったのですが(笑)、なかなかかわいくて今後もぜひ使いたいお気に入りフォントになりました◎

作例2:期間限定フェア詳細への誘導バナー

ガーリーなデザインのバナー作例2

シンプルな袋文字を用いたタイトルロゴと、背景の華やかさがポイントのデザインです。

ターゲットは20歳前後の若い女性を想定したので、「ゆかた」という上品で雅なテーマに左右されず、かわいらしさとトレンド感を重視しています。

配色は色を多めに用いていますが、背景で使うのみとし、かつある程度メイン・サブという棲み分けを行うことで散らかって見えないよう工夫しています。

モデルの写真はラフに切り抜いて、少し雑誌っぽさもある、おしゃれで抜け感のある印象に仕上げました。

おまけ:参考の探し方

ガーリーなデザインを始めるのに、まず参考探しをする人も多いと思います。

そこでいざ参考を探し始めると、「なんだか古めかしくて考えているイメージと違う…」となってしまうかもしれません。
今回私も、作例をつくる際にそこに若干つまづきましたが、イメージするガーリーに近い参考を探しやすいキーワードを3つ見つけました!

K-POP

参考デザインのイメージ

まずは今若者の間で大人気のK-POP。その界隈で作られるコンテンツは、カラフルでかわいらしく、かつトレンド感のあるクリエイティブが多いです。
ターゲット層を考えても、韓国系のトレンドをおさえることは意識してみると良いかもしれません。

サンリオ(シナモロール)

参考デザインのイメージ

次におすすめなのはサンリオ。サンリオは長きに渡り多くの人に愛される国民的キャラクターが勢揃い。特に「シナモロール」は人気のあるキャラクターですし、配色や質感もかわいらしく非常に参考になります。

カラコン

参考デザインのイメージ

最後におすすめするのはカラコン。こちらは比較的フェミニン寄りの、大人っぽいガーリーを意識したいときに参考にすると良いでしょう。派手なタイポグラフィよりは、写真や質感、フォントでかわいらしく魅せたいときには最も参考になると思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は「ガーリー」なデザインを作る3つの要素について詳しく解説しました。

今後もアンドエイチエーのデザインチームXアカウントでは、世界観別に「○○なデザインを作るための3要素」についての投稿をしていきますので、ぜひフォローよろしくお願いします!

また、ハッシュタグ「#AndHA_design」で検索していただくと、過去の投稿を見ることができるので、ぜひチェックしてみてください!

ではまた!


シリーズ記事紹介:サイバー系デザインを作る3つの要素

また、過去にはこのシリーズの深堀り解説として『サイバー系デザインを作る3つの要素』も記事にしています。こちらもぜひ!

【世界観別バナーデザイン】サイバー系を作るための3つの要素

and-ha https://and-ha.com/design/three-cyber-banner-elements/

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