【Chrome対応】SVG形式の画像が表示されない場合の対処法
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- コーディング
Chrome以外のブラウザではSVG画像が問題なく表示されているのに、なぜかChromeだけ表示されない場合があります。「THE・実務」といった感じですね。
今回はChromeのみSVG画像が表示されない場合の対処法を紹介します!
目次
SVG画像が表示されない「原因」
表示されていない、、、、、
SVG画像の中身を確認してみると、下記のようになっていると思います。
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" width="420" height="184" viewBox="0 0 420 184">
<image id="svgImage" data-name="グループ 477" width="420" height="184" xlink:href="data:img/png;base64・・・省略"/>
</svg>
「xlink:href=”data:img/png”」の「data:img」が悪さをしています。
そうChromeの場合、「xlink:href」の属性値が「data:img」となっていると表示されないことがあります。
対処法
SVGファイルの中身を編集することで対処できます。エディタで開いて確認してみましょう!
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" width="420" height="184" viewBox="0 0 420 184">
<image id="svgImage" data-name="グループ 477" width="420" height="184" xlink:href="data:img/png;base64・・・省略"/>
</svg>
「data:img」→「data:image」に変更し保存!表示を確認してみましょう。
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink" width="420" height="184" viewBox="0 0 420 184">
<image id="svgImage" data-name="グループ 477" width="420" height="184" xlink:href="data:image/png;base64・・・省略"/>
</svg>
無事表示されましたか?
なぜ、表示されるのもあれば表示されないものもあるのか?
「現行のPhotoShop、Illustratorでsvg形式の画像を書き出すと「data:img」の状態で書き出される」から。
最近はXDからコーディングする機会が多く特に気にしていませんでしたが、XDで書き出した場合は「data:image」の状態で最初から書き出されています。
今回はPhotoShopからのコーディングの際に表示されなくなる現象が発生し、詰まってしまいました、、、。
PhotoShop2022だとSVGファイルの書き出しはサポート外
PhotoShop2022の場合、SVGファイルの書き出しはサポート対象外になっていますが、設定を変更することで問題なく書き出すことが可能です。
書き出し環境設定→オプション→従来の「書き出し形式」を使用を有効で解決!!
このリリースの Photoshop では、「書き出し形式」オプションを使用して、Photoshop ドキュメント を SVG として書き出す機能はサポートされなくなりました。低い使用率と制限のため、「SVG として書き出し」機能は廃止されています。詳しくは、Photoshop での「SVG として書き出し」の廃止を参照してください。
PhotoShopからのコーディングがそもそも古いのかもしれませんね、、、、、、、、
まとめ
今回はChromeのみSVG画像が表示されない場合の対処法を紹介しました。
XDからコーディングする場合は特に問題は無いですが、PhotoShop、Illustratorでコーディングする場合はSVGファイルが表示されない現象が起きることを頭に入れておきましょう!
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