「デザインする」を真面目に説明してみた

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デザイナーのリュウイチです。
AndHAではWEBデザイン、広告画像制作などの業務を担当しています。
挿絵や似顔絵、キャラクターデザインとかお絵かきもします。

イラレやフォトショ、XDを使って制作していますが、
これらのツールを使えばデザイナーって訳ではありません。
クオリティ云々を問わなきゃエクセルやワード、
なんなら手書きでもデザインはできちゃいます。わお。

じゃじゃじゃじゃぁ、何をどうしたら“デザインする”って事になるのでしょうか。

“デザインする”とはどういう事なのか、みていきましょう!

前提確認 -目的/用途/素材の確認-

デザインする前の確認です。
ある意味ここからもうデザインが始まります。

まず初めに何のために必要な物なのか、
どうやって使う物、使われる物なのか、
それを作るのに何が必要かをそれぞれ確認していきます。

ひとつずつ整理して行きましょう!

目的 -何のために-

お客さんを呼び込むため、商品を売るため、キャンペーンのお知らせ、など
どんな目的でデザインするかを決めましょう。

出来る限り細かく決めると制作する方向も定まってきます。

上の例〈お客さんを呼び込む〉を細かく考えると

  • 都会の女性のお客さんを呼び込む
  • 地方のご年配のお客さんを呼び込む
  • お子さんのいる親御さんのお客さんを呼び込む

なんとなく作る物が見えませんか?
目的が明確になると制作する物の方向性も変わってくるんです。

同じ内容でも目的が変わるとデザインも変わります。

用途 -どうやって-

チラシを配る、SNSで告知する、常設するホームページを作る、など
目的のためにどういった方法でアプローチするかを確認します。

用途に合わせて最適な色や読みやすい文字のサイズを選びます。
印刷媒体ならCMYK、画像媒体ならRGBなど色のルール、範囲も変わってきます。

このブログ用画像もインストで投稿するなら
正方形にレイアウトしても良いかな〜とか。

ここも出来る限り細かく決めるとレイアウトが整えやすくなります。

  • チラシなら用紙のサイズは?ハガキサイズ?A4サイズ?
  • 広告画像なら縦横比は?縦長?横長?正方形?
  • ホームページの場合はスマホファースト?PCブラウザでどっしり見せたい?

などなど途中から路線変更や流用もできますが、

先に用途が分かっていれば効率的に更に適したものが制作できますよね♪

素材 -何がある-

目的と用途がわかれば何を作るかが決まったようなもんです!もう作っちゃおう!
それを達成させるために素材があるかどうかも大切になってきます。

”舌が幼稚な旦那”“美味しいカレー”を食べさせてあげよう!みたいなところまで来ました。
さぁて、冷蔵庫には何があるかな〜?という段階です。

商品写真、イメージキャラクター、企業ロゴ、
写真がないなら撮影するか購入するか、イラストを描き起こすのか、
何があるかによっても作れるかも変わってきます。

さっきのカレーで言うとルーで作るか、スパイスから作るか、みたいな。
シーフードカレーにするか、カツカレーにするかとか材料から考えると変わりますね。

-目的/用途/素材の確認-

さて前提確認が終わりました。
何がしたいのか、どうやりたいのか、素材は何があるのか。
この3つが整うと5割デザインしちゃってます。
ここまで読んだあなたはデザイナーですと言ったら過言です。

これがしたいなら、こうできますよ。
そうやりたいなら、こうできますね。
こんな素材があるなら、こんなこともできますよ!

という感じに確認したことに合わせて

媒体を選ぶ、色を選ぶ、フォントを選ぶ、写真を選ぶ、

要素をひとつずつ精査して
適材適所に調律していくことが
デザインするという事になります。

自分で写真を撮る、グラフィックを創る、イラストを描く、
などもできると選択肢が多くなり、引き出しの多いデザイナーと言えますね。

前提確認がしっかりできると
デザインのクオリティもググっと上がります!

このことを知った上でデザインされたものを見ると
デザインの良し悪しも見えてきますよ♪

今回は確認まででした。
実際の制作内容はまたの機会にできたら良いな。

もっとデザインとは何かを知りたいという方はこちらをご参考ください。

デザインとは?

「WEBデザイン」ではどんなことしてる?

“デザインする”という事はどんな事かわかりましたでしょうか?
少しでもわかっていただけたら嬉しいです。

その上でWEBデザインとは何をデザインしているかを紹介させてください。
お願いします、子供が産まれたばかりなんです。先っちょだけでも。

ここまで長めの文になっているので手短に紹介いたします。

主にパソコンやスマホで見るWEBサイトをデザインしておりまして、
WEBサイト以外にもSNS広告やアプリの制作に携わることもあったりします。

WEBサイト制作

いわゆるホームページ制作です。
WEBページの集まりがWEBサイトです。

会社のウェブサイトだとWEBブラウザで見る、
会社紹介パンフレット兼、玄関となるものになります。

ランディングページ制作

キャンペーンの告知や商品販売を促進させるための
基本的に1ページで完結するWEBページで、
LP(エルピー)と呼ばれたりしています。

ページを制作したら終わりではなく、
広告運用としてSNS広告用画像なども制作しています。

PC/SP向けのデザイン

前提確認にあった目的や用途に合わせて、
この件のお客さんユーザーはパソコンで見ることが多いか、
スマホで見る層が多いかを見極めて、
各ブラウザで見やすいようにデザインする事を心がけていたりします。

どんな端末でもみやすくなる設計を心がけて制作しております。
以下の記事もご参考までに。

【2020年】レスポンシブウェブデザイン初心者向けガイド(コードサンプルあり)

なにをどう選ぶかがデザイナーなのではないか

WEBデザインについては少々駆け足でご紹介させていただきました。
え、読み飛ばした?

じゃぁ、戻って。

真面目にデザインするを説明してみたのですがいかがでしたか?
ちょいちょいふざけてた?おちゃらけてた?

真面目だけじゃ疲れるでしょう。
最後まで読んでほしくて、
クッションとしてふざけましたで候。

これもまたデザインだったりしませんかね?

何の為のデザイン、誰の為のデザインかを考えて

用途を選択、素材の選択、方法の選択、
フォントの選択、大きさの選択、色の選択、

物事を整理して再定義することがデザインするという事

選ぶ基準、選ぶ理由を考えるのがデザイナーの腕の見せ所だと思います。

ふと目に入った看板、何気なく手に取った商品、
どんな選択をしたデザインになっているか考えてみると楽しいですよ♪

目的/用途/素材の確認の段階で、良さげなイラスト素材がないな〜という時、素材を作るというのもありです。
料理の例えに合わせると野菜を作るところから、といった感じでしょうか。

目的と用途に合わせた、イラストを描けると選択肢が多くなり、デザイナーの引き出しになります。

素材から作るという手段

イラストに関して学びたい方は、オンライン型のクリエイティブスクールもおすすめです。
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クライアントの要望に応えることや提案できる幅が広がります♪

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