【GA4】簡単に外部リンクへの遷移を計測する方法
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2023年夏にはユニバーサルアナリティクス(UA)終了ということで、必死にGA4を勉強している僕です。
GA4は前提としての考え方がUAと全く違うため、UAに精通している人ほど戸惑う箇所が多いのではないでしょうか。
今回は、【探索】を使って外部リンクへの遷移を自動的に計測する表を作成できる方法を共有したいと思います。
そもそもカスタムイベント作成がめんどい
GA4ではカスタムイベントを作成することで、特定のクリックやページ遷移、スクロールなどを取得できますがとにかくパラメータが煩雑だし、作成したカスタムイベントが出てこない時があったりデバッグもラグがあったりとまだ未完成な感じが個人的にはしています。
そんな中、とあるクライアントから、LPに設置してある複数の外部リンクを計測したいという要望がありましたので、今回は【探索】という機能を使って外部リンクの計測結果を一覧化しようと思います。
探索とは?
探索は、簡単に言うと沢山あるレポートのテンプレートを使用して、自分が見たい指標のレポートを作成できる機能です。
下記のサイトがかなりわかりやすく、参考になったので探索機能をもっと知りたい方は読んでみてください。
早速作ってみましょうか
それではサクッと作っていきましょう。
まずは左ナビゲーションの【探索】をクリックします。
すると新規でレポートを立ち上げる画面が表示されるので、【新規】をクリックしてください。
クリックするとレポートの編集画面が表示されますのでこちらで設定していきます。
各項目の設定
こちらがレポート作成画面です。
各項目に以下を設定していきます。
- 左列
- データ探索名:任意のレポート名を入力
- セグメント:【イベントセグメント】を選択、イベント→ckickを選択し保存
- 指標:以下の項目を選択
- イベント→【イベント名】
- ページ/スクリーン→【ページの場所】【ページの参照URL】
- リンク→【リンク先URL】
- 指標:【イベント数】を選択
- 右列
- 行:先程【ディメンション】で選択した項目をドロップ
- 値:先程【指標】で選択した項目をドロップ
*画像ではスクロールの都合上右列の値の設定を記していません
上記の設定をした結果がこちらです。
どうでしょうか?
リンク先URLは見せられないのでぼかしていますが、きちんと外部リンククリックの一覧がリスト化されました。
これを応用して様々なクリックイベント計測もできそうなので、もう少し知見が増えたらまたこのテーマで記事にしてみようと思います。